マイル旅 #5 -① ヨーロッパ ビジネスクラス:ANA+スターアライアンス 往復での発券、そして出発前に悩んだ結果・・・
夏の旅行はマイルでビジネスクラス:ANA+スターアライアンス
2018年夏、この旅行に向けてマイルを貯めてきました。二人で、ヨーロッパをビジネスクラス(往復)で、8月に。貯めているマイルはANA、必要なマイルは95,000マイル/人×2人=190,000マイルとなります。
どうやって貯めたのかは別に記事にするとして、まずは予約から出発前の苦悩(?)までを書きたいと思います。
Q:行き先は? A:イギリスにしました。
行き先については悩みましたが、今年はイギリスにしました。ロンドン? はい、ロンドンも行きますけど他のイギリスの都市にも行きます。なので「イギリス」。
東京⇔ロンドンの往復をANA便で予約できるのがベスト、でもそんなに甘くない。マイルが貯まって予約ができるようになったのが2018年3月のこと。どのルートならビジネスクラスで往復できるのか、特典航空券の空き状況をANAのHPから探すことが帰宅後の日課になってました。
特典航空券の予約にあたり、条件は3つ。
(1)できるだけANA便
(2)イギリスへの入国はロンドンからではなく、マンチェスターから
(3)長時間路線はフルフラットの座席
(1)できるだけANA便
もちろんできれば往復ともANAが運航する便を予約したい。でもそれはムズカシイ。せめて片道でもANAのビジネスクラスを堪能したい。理由は言うまでもないですが、旅が終わった今から振り返ってみてもやはりANAのサービスは良かった!
(2)イギリスへの入国はロンドンからではなく、マンチェスターから
今回ロンドンだけでなく、他の都市、具体的にはマンチェスターですが、そちらから入国することを前提に計画しました。なぜか?
ロンドンに行かれたことがある方、計画されている方ならご存知だと思いますが、ロンドンのヒースロー空港の入国はとにかく時間がかかる!1時間なんて短いほう、夏休み時期にはどれだけかかるのか考えたくもありません。なので、イギリス入国はヨーロッパのどこかの都市を経由してマンチェスターからの入国です。
(3)長時間路線はフルフラットの座席
アジア~ヨーロッパ路線は当然どこの航空会社もフルフラットシートだろうと思うのですが、もし違ったら目も当てられないので、しっかりシートタイプはチェックしてから予約をしました。アジア路線やハワイ路線くらいだとビジネスクラスでもフルフラットシートではないものもありますからね。
予約できた行程は? 全区間ビジネスビジネスクラスでの特典航空券で!
日課としていた特典航空券の空き状況検索の結果、ついに取れた特典航空券の行程はこちら。
- 成田 → デュッセルドルフ(ANA)
- デュッセルドルフ → マンチェスター(ユーロウイングス)※
- ロンドン → フランクフルト(ルフトハンザ)
- フランクフルト → ソウル(アシアナ)
- ソウル → 成田(アシアナ)
※2については特典ではなく、別途航空券を購入
上記の2を除く特典航空券で発券した行程はすべてビジネスクラスになります。帰りが乗換2回という行程なのはちょっと厳しかったですが、いろんな航空会社のいろんな機種のビジネスクラスに乗れるというのも飛行機好きとしては楽しいのでそれはそれで良しとしました。この行程で、条件3つともクリアしています。
妻も修行して飛行機に乗ること自体も楽しくなっていたので、この行程で理解を得られました。よかったよかった。
妻の修行記はこちらのシリーズ。
予約したのが5カ月前、それでもヨーロッパで、ビジネスクラスで予約出来た。片道はANA便で。貯めたマイルはもちろんビジネスクラスで活用できた方がいいですが、3月時点でもエコノミークラスならパリやベルギー路線などでも空きがあったので、最初から諦めずに楽しみ半分でどこか特典航空券で行けないかなというくらいで探してみてもいいのでは?マイルを貯める醍醐味はこういうところにもあると思っています。
出発前の苦悩とは?
いよいよ出発が迫ってきた7月、悩ましいニュースが入ってきました。
そうです、アシアナ航空の機内食未提供問題。そしてその後に報道された相次ぐ機体の欠陥問題。出発一カ月前で、今更変更することもできないし。
実際に乗る予定の路線(フランクフルト → ソウル)でも欠航となった日もあって、心配は募るばかり。
どんな手が打てるのか?念のため、ANAに電話して確認しました。
- 行程は航空会社の変更も含めて不可
- 日程変更であれば発券済の航空券と同一行程・同一航空会社・同一クラスなら可
- 片道だけキャンセル不可、全行程のキャンセルのみ
- キャンセル料として3,000マイル/人が必要
なので、アシアナ航空をやめて他の航空会社にしたい場合、せっかく取れたANA便も諦めてキャンセルし、3,000マイル/人×2=6,000マイルを消費し、ホテルも予約済の旅行のための航空券を一カ月前に取り直す必要がある。
無理だ。
でもダメもとで、検索してみる。1か月を切った状態で空きがあるのか?
1か月前だからこそ? 意外と空きのあったビジネスクラス
当然空いてないだろうと思ったビジネスクラス。それが意外と空いてました。残念ながら成田 → デュッセルドルフ路線は空きがなく、空いていたのは成田 → ブリュッセル路線。そして、帰国便はなんと、ロンドン → 羽田路線のファーストクラスに空きが!ビジネスは空いてないのにファーストは空いてたんです。ちょっと驚き。それ以外にも帰国便はロンドン → フランクフルト → 東京というルフトハンザ航空の路線にも空きが。
ただ、ここで効いてきたのが、特典ではなく別手配にしたデュッセルドルフ → マンチェスター路線。ユーロウイングスというLCCであったため、キャンセル不可の予約で取ってしまっていたんです。キャンセルで発生する6,000マイルと無駄になってしまうユーロウイングスの航空券代約3万円。ここにきての追加出費もイタイ。
それでも妻が不安に思うのならその出費もやむなしと思いつつ、刻々と変化するであろう空席状況を眺めながら妻に相談しました。
妻の答えは? 結論は・・・
妻に相談したところ、
機内食は落ち着いてきているだろうし、ヨーロッパ発の路線だから大丈夫じゃないかな。ソウル発もあるけど、それは2時間とかだから食事は大きな問題じゃないよ。
安全性は少し気にはなるけど、そういう報道がされた時だからこそ整備にはいつも以上に気を遣うんじゃないかな?
という答え。
なるほど、それはそれで説得力のある答え。そして何よりそれで妻が納得していることが大切。それならば、キャンセルによる追加出費やキャンセル→再予約の間に席が埋まってしまうことで特典航空券が入手できないという大きなリスクを背負うより、現在の予約のままにしよう。
結論としては、予約した通りの行程で行ってきました。
その詳細は#5 -②以降で!